html> タイトル ページ コンテンツ

人生を飲み尽くす

介護大好き

介護の仕事って臭いの?慣れるって本当?現介護士が対策などを紹介

スポンサーリンク

f:id:yubayashi88:20190222093335p:plain

入院している患者さんがいる病院や介護施設へ行ったことのある人は、独特のニオイに気が付く人も多いでしょう。


介護の仕事に興味を持った人であれば「臭いイメージがあって心配」「ニオイが移るのは嫌」と心配になりますよね。3kのうちの要素の一つがクサイですから。


介護職へ就いたのはいいものの、ニオイに耐えきれなくて退職する方もいるので侮れない要素です。


今回は介護職9年目の僕が介護施設のニオイの現状と対策を紹介するので、介護職に興味がある方は参考にしてもらえればと。


では行ってみましょう!

臭いには慣れるって本当?

f:id:yubayashi88:20190122222746p:plain

「臭いなんて慣れるよ」という言葉はよく耳にするとは思いますが、果たして本当なのでしょうか。


僕の中では「ある程度の臭いには慣れる」というのが一番しっくりくる回答です。


慣れるというのは習慣になるということ。早起きが苦手な人も毎日早起きをしていれば段々と慣れていつの間にか習慣になっていくというイメージですね。耐性とでも言いましょうか。


なのでニオイにも耐性が付きます。専門用語にするとマスキング効果と言うのですが、強いニオイに接していると鈍感になっていくんです。


つまり、介護施設で普段発生している臭いに慣れるというのは人間の構造上合っていると言えます。「普段発生する臭い」については後々触れますね。


実際に僕も臭いには慣れました。というか慣れてしまいました笑。「におうな」と感じることはありますが、自分の人生というか身の危険を感じたことはないですし仕事をやめたいと思ったこともありませんね。


では次に、介護施設のニオイの原因について見ていきましょう。

ニオイの原因は何?

f:id:yubayashi88:20190222101403p:plain

介護現場のニオイは様々なものが組み合わさって発生しています。

  • 排泄物

一番に思いつく原因ではないでしょうか。介護現場では出勤すると必ずと言っていいほど排泄介助に当たる事になります。


排泄介助が敬遠されがちなのは尿と便のニオイが強烈だからです。でも普段は排泄物のニオイというのはあまり気にならないんですよ。


それはなぜかと言うと、便器内の水と合わさる事でニオイが軽減されるから。なんとくなくニオイが薄まるのは想像できますよね。


ニオイを強烈に感じるのは、いわゆる失禁した利用者さんの対応をする時です。オムツ内もそうですが、ベッドや床、衣類に失禁してしまった時はより強くなります。


便器内のように水で薄まることがないのでニオイをより感じやすくなるという訳です。


また、薬の作用によって便臭が異質に感じることがあります。利用者さんの中には薬をたくさん飲んでいる方がいるので、薬の作用により純粋なニオイではなくなるのです。

  • ポータブルトイレ

ポータブルトイレは、トイレが近い利用者さんの部屋に設置するもの。便利ですがニオイが居座る事になるので結構厄介になりがち。


病院へ面会しに行った時の独特なニオイはポータブルトイレの設置によるものが大きいです。


当然ながら消臭剤を入れて便座の蓋は普段閉めているはずですが、どうしてもニオイが充満してしまいます。


職員が忙しくポータブルトイレを掃除できない時間が続いてしまうと、部屋にニオイが染み付く結果となります。

  • 体臭

歳を重ねていくと加齢臭がしてくるのはご存知かと思います。それに加え、お風呂に入れない時間が続くのでニオイは更に増していきます。


一般的な施設では一週間の半分程度しかお風呂に入れないことが多いので、体臭も発生しやすくなりますね。


汚れている体で衣類を着用する事になるので衣類にもニオイが染み付くという悪循環を生み出します。

  • 嘔吐物

嘔吐物を処理する機会は少ないですが、ウイルスに感染してしまった利用者さんがいると一気に大量発生します。施設は一人風邪や病気にかかると一気に蔓延しますから本当に危険です。


嘔吐物は排泄物と違って独特なニオイがします。お酒を飲み過ぎてしまって吐いたことのある人ならなんとなくわかるでしょう。


嘔吐物は綺麗に処理しないと感染源になるので完璧に掃除するとは思いますが、それでも床や周りのものに飛び散る事でニオイは染み付いてしまいます。


それが他のニオイと合わさってまた独特なニオイとなるのです。

意外と認知されていないニオイが汗であり、認知されていない割に強烈なニオイとなります。


これはベッドで寝たきりの利用者さんが多い施設では発生しやすくなる傾向にあります、


体とベッドの密着時間が多くなると高温多湿になり、雑菌が発生しやすくなるんです。


利用者さんの体に密着しているシーツやマットを頻繁に取り替えたり掃除することでニオイは軽減させることができます。

  • 職員の靴

えっ?と思った方も多いでしょうが、見落としがちなニオイの発生源です。


床が汚れていたり、誤って尿や便を踏んでしまったり、食事の食べこぼしが靴の隙間に挟まった職員の靴は結構臭いです。


その人の足のニオイも合わさる事になるので訳のわからないニオイとなるんですね。


職員個人個人で靴の掃除だったり交換はすると思いますが、しない人もいるのが現状です。


施設で同じ靴を配布して3ヶ月毎に交換もしくは掃除をするというようなことをしない限り、ニオイは軽減されないと思います。

個人が出来るニオイ対策

f:id:yubayashi88:20190116141240p:plain

施設全体としては、上記の挙げたニオイの原因を取り除くような取り組みが必要になってきます。


主に掃除やニオイのついた物の交換がメインでしょう。しかしそれは十分な人員がいないと出来ませんから、人材不足をまず解消する必要があります。


たとえ万全な対策を講じたとしても、排泄処理などはあるのでニオイを完全に消し去ることは不可能です。そうなるとあとは個人でどう対応していくかがカギになってきます。


ここでは個人でできる対策を紹介しますね。

マスクをする

f:id:yubayashi88:20190223213803p:plain

王道中の王道ですが効果は抜群です。


マスク独特の匂いにより悪臭を感じなくなるだけでなく、マスクという物理的フィルターをすることで「ニオイを感じなくなる」という気持ちになり、精神的にも効果があります。


施設にはマスクが常備してあると思うので普段から携帯しておくと良いでしょう。しかし、普通のマスクは消臭効果がない為、きついニオイには耐えられません。


そんな時のために消臭効果のあるマスクを購入しておくと良いでしょう。

個人的には一番費用対効果が高いマスクだと思っています。50枚入っているので一箱常備しておくだけでも十分ですね。


ただ、マスクを着用している職員の介助を嫌う利用者さんもいるので、使い分けが必要です。ニオイが強烈だったり利用者さんがいないシチュエーションでのマスク着用がオススメです。

ニオイの少ない施設へ就職する

f:id:yubayashi88:20190121232603p:plain

就職活動段階でニオイの少ない施設を選ぶことも一つの手です。ニオイの少ない施設へ就職すれば対策する必要すらなくなる訳ですからね。


ではどうやって探すのか。求人票には「当施設はニオイの少ない職場です」とは書いていないので、ここでは判断する要素をお伝えしますね。

  • 介護度が低く年齢が若い施設

全てではありませんが、介護度が低くて年齢も若ければニオイも少ないということが言えると思います。


介護度が重く年齢が高い利用者さんが多い施設ほど、排泄介助の回数や寝たきりの方の介助頻度は多くなります。


失禁や寝たきりの方が多いとニオイが発生しやすくなるというのは記事の最初の方で触れましたよね。


介護度や年齢が若い施設形態は、グループホームやデイサービス、サービス付き介護住宅などが挙げられるでしょう。


特別養護老人ホームや介護老人保健施設などは介護度や年齢層が高い傾向にあるので、避けたほうがいいかもしれません。


ただ一概には言えないので施設見学の時点で判断するのがいいですね、

ニオイに苦手なのは強み

f:id:yubayashi88:20190219191839p:plain

弱いのは強みって何言ってんだ?」と思ったかもしれませんが、これは事実です。対策というかメンタル面での話になります。


ニオイというは利用者さんの体調を知るのに重要な要素となります。排泄物のニオイからも体調が判断できますし、異臭がしたら「何かおかしい」という判断が出来るからです。


鼻が悪い人のは嫌なニオイを感じなくて済むと言えますが、それは利用者さんの状態を判断する要素の一つが機能していないとも言えるわけです。


「ニオイに耐えきれない」と感じる中でも、利用者さんの情報が得られると思えば少しは気が楽になるはずです。


このようなメンタルトレーニングも重要だということですね。

ニオイが少ない施設は良い施設が多い

f:id:yubayashi88:20190116142811p:plain

排泄物などの直接的なニオイは別として、いい匂いのする施設はいい施設だと言えますね。


いい匂いがするということは、それだけ掃除が行き届いていて物品などの交換も欠かさず行なっているということです。


排泄物の処理なども迅速だったりするので職員の質や衛生面での意識が高い傾向にあります。そしてそれだけの職員を育てている、採用出来ている結果とも言えます。


「トイレが綺麗な会社は良い会社である」というように、匂いがよければいい会社、施設であると言えるでしょう。


ニオイは施設見学の時の観察項目として入れておいておいてくださいね。

まとめ

ニオイの原因や対策について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。


介護現場にニオイは付き物ですが、やりようや気の持ちようによってはプラスに捉えることが出来ると思います。


まだ介護の仕事についたことのない人は、施設見学や仕事の体験をしてみてから介護業界へ踏み込むことをオススメします。

スポンサーリンク